イタリア②(フィレンツェ)
電車で三都市周遊するわけですが、電車の時間は各都市間で三択でした。日程が限られているので、必然的にどこかの滞在時間が犠牲になります。結果としてヴェネチアは、到着した翌日の午前にフィレンツェへと旅立たなければいけないというタイトなものになってしまったのが残念なところ。
サンタルチアからフィレンツェサンタマリアノヴェッラまでは2時間程度の道程です。ヴェネチアはしばしば英語呼びでベニスと言われたりしますが、フィレンツェは英語だとフローレンスと呼ばれます。
フィレンツェにたどり着いたら速攻でホテルにチェックイン。荷物を部屋に置いて出かけます。
向かった先は郊外にあるアウトレット「THE MALL」。トスカーナに位置しますが、フィレンツェからバスで40分程度なのでアクセスはまずまず良好といえます。なんとか14:00発のバスに乗り込み車内でチケットを購入しました。
店舗数は決して多くはありませんが、かなりお買い得です。とくに標準サイズより大きいものや小さいものは割引率が高くなります。
戦利品はアルマーニのスーツ5万円位、グッチのブーツ2万円台。セルモネータの手袋は、THE MALLではなく街中のブティックで購入。
フードコートでピザ🍕一切れがデカい。
フィレンツェ2日目は朝一でウフィッツイ美術館にやってきました。かつてフィレンツェにおいて絶大な支配力を持っていたメディチ家が寄贈した美術品の数々が展示されています。
世界中から多くの人が訪れる為、ネット予約をする方がいいかもしれません。日本だったらネット予約で安くなりそうなものですが、逆に高くなります。僕たちは節約で予約なしの訪問でしたが、8時15分について15分待ちで入館できました。
一つ一つの作品をじっくり見ていたら半日はかかりそうなスケールです。僕たちはポイントを抑えつつ足早に回りましたがそれでも2時間強要しました。ヴィーナスの誕生なんて名作がショーケースにも入れられず目の前で鑑賞できるなんて、美術ファンでなくともテンションが上がります。僕たちが観た時は写真撮影が禁止だったので、中の様子をお伝えすることができませんが、現在は撮影OKのようです。んー羨ましい。
お昼はアルノ川を臨むレストラン「セスト•オン•アルノ」
生ハムとチーズの盛り合わせ。蜂蜜とジャムの組み合わせが意外
パンも付いてきました
タコのリゾット🐙ウマイ!
予想以上のボリュームで、平らげるのに時間がかかってしまい、店員さんが「食事に不満があるのではないか」と誤解してしまったようです。心配そうに食事について聞きにきましたが、本当に美味しいですと伝えました。
パンは結局食べきれず、持ち帰りたいのでタッパーありますかと聞いたら心良く対応してくれました。
余ったパンを持ち帰りたかったのですが、親切にも新しい物を用意してくれました。何か申し訳ない💦
味だけでなくホスピタリティもハイレベル。フィレンツェを訪れる際は是非!
天気悪かったのでアレですが、テラスからの眺めも良いです。
街全体が芸術です
ちなみにSALDIはセールの意味です
子豚ちゃんの愛称で親しまれているイノシシ像はフィレンツェのシンボル。鼻を撫でると幸運をもたらすそうです。あと口の中にコインを置いて手を離し、そのコインが下の排水口にうまく落ちれば願いが叶うと言われています。失敗すると願いは叶わないとか。
本当に素敵な街並みです。フィレンツェはヨーロッパで一番人気の観光都市と言われるのも頷けます。
晩ご飯は余ったパンとスーパーで買った生ハムパック。
ドゥオーモはフィレンツェを代表する建造物。とにかくデカい!残念ながら当時は補修工事が行われていたので、完全な姿を見る事が出来ませんでした。
隣接するジョットの鐘楼に登ります
ここから旅行社のチラシで見るようなショットが撮れます。金網ごしですが💦
車内でパニーニと余ったパンを頂きながら、今度はローマへと向かいます。