イタリア① (ヴェネチア)
温暖化の危険性を唱える少女が世界的に脚光を浴びた事が原因かどうかは分かりませんが、最近ヴェネチアの水害にスポットを当てた報道をよく見かけるようになった気がします。
もともと今に始まった話ではなく、ヴェネチアは予てからいずれ海に沈む都市と言われてきました。そしてそうなる前に行っておこうとイタリアに向けて旅立ったのはかれこれ7年前に遡ります。
その時のツアーは関空発ドーハ経由ヴェネチア、フィレンツェ、ローマの三都市周遊8日間プランでした。別の記事にも書きましたが、経由便でヨーロッパに行くのであれば僕的には7日間が基本。さらに欲を言えば1都市周遊毎に+1日とりたいところです。
名古屋から関空へのアクセスは、近鉄電車の関空レールバス片道特割きっぷが便利だと思います。上本町駅までの近鉄電車切符と関空までのリムジンバス切符、空港ラウンジ割引券がセットになっており、アーバンライナーを利用する前提で考えても片道5000円ちょっとに抑えられます。尚アーバンライナーは発時間によって停車駅数が変わるので、事前にネットで調べておいて停車駅数の少ない物を選ぶと良いでしょう。近鉄特急2時間+バス50分、すでに国内旅行です。
カタール航空を利用します✈️
日本発便の機内食は和食を選びます
ドーハまでは12時間のフライト。ヘトヘトです。
展示してあるマクラーレンはクジの景品です。当選した場合日本に運んで貰えるみたいです。
現地通貨はディラハムですが米ドルも表記されていました。ここでの支払いはカードがベストだと思います。
この時は旧空港でしたが、現在はハマド新国際空港が稼働しています。本来ならこの時点でとっくに新空港に移転しているはずだったんですが、大幅に工期が遅れてその後大きな訴訟問題にまで発展しました。
そして、ここから6時間強のフライトです💦カタール航空の安さは魅力ですが、フライトの長さはキツいものがあります。
ヴェネチアでの交通手段はヴァポレットと呼ばれる水上バスが主流になります。1回券、24時間券、48時間券などなどあるので用途に応じて選べます。気分的にはゴンドラに乗りたいところですが結構なお値段なので断念。節約です💦
あちこちで寺院をみかけます
海抜0メートル状態
路地は細く迷路のように入り組んでいます
迷いました
ヴェネチア名物のチケッティ。オープンサンドみたいなものです。こちらのお店はイマイチでした。
ピンボケですいませんが、こちらOstaria Dai Zemeiという狭くて小さなお店で頂いたチケッティがオススメです!
翌朝散歩に出かけると更に水位が上昇していて、サンマルコ広場も水浸しでした。
各所に足場が組まれています。
霧が立ち込めて怪しげな雰囲気
ヴェネチアらしい風景
朝からデザート
お昼からフィレンツェに向けて旅立つのでお昼を買い込みます。
かつて囚人が通った橋、通称「ため息橋」
サンタルチア駅からフィレンツェ「サンタマリアノヴェッラ」へと向かいます
ヨーロッパは電車であちこちの国に行けるのがいいですね、
乗った車両はこちら
フェラーリ特急と呼ばれているそうです。
やっぱり生ハムとチーズが美味しい
車窓から流れる風景を眺めながら次なる目的地に想いを馳せます。