南船北馬

旅好き夫婦の旅行記です。ちょっとした豆知識とか、失敗談とか役に立てば幸いです

ロンドン⑤

ボクシングデーと呼ばれるクリスマス翌日の12月26日も例によって、公共交通機関は全面運休になります。ちなみに、このボクシングの語源は格闘技のボクシングではなく、箱入りのプレゼントを意味しています。その詳細は諸説ありますが、今や冬セールの開始を表す日でもあります。

 

日本と違い、多くのヨーロッパ諸国ではセールの期間が法律で決められています。これはお店の都合で好き勝手にセールをやってはいけないという事です。どのくらい厳密かは国によって異なる印象を受けますが、基本的に毎年夏セールと冬セールの期間は政府より発表される期間に基づいているようです。

 

そもそもヨーロッパブランドであれば、日本で買うより定価自体が安いわけで、そこから免税もされて、更にセールが重なればかなり安く買えるという話です。

今回はそれに加えてアウトレットモールで買い物することによりアウトレット価格の恩恵も受けようという欲張りプランです。

 

行き先は、ヨーロッパを中心に展開しているCHIC系列のアウトレットBicester Village(ビスタービレッジ)です。

ロンドンからのアクセスは、電車かショッピングシャトルですが、前述の通り電車は運休ですので、ショッピングシャトル一択でした。

ネットで事前予約なんですが、先に乗り込んだ中国人ファミリーが乗車拒否されていました。運転手曰く、キャンセルされているとのこと。

当のファミリーは身に覚えがないようで、食い下がりますが、運転手も分からないと言って結局そのファミリーは乗ることが出来ませんでした。

ひょっとして自分たちもそうなるのかとドキドキしましたが、ちゃんと乗れてホッとしました。

 

ショッピングシャトルのデメリットは、始発に乗っても到着が開店後になることです。

ことセールの日にこれは痛い。地元の人やオプショナルツアーとかで来ている人達の後塵を拝することになります。

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案の定、敷地内は人、人、人!通路全部埋め尽くされています。

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お目当の店に並ぼうとしても、行列もキャパ越えで店員さんに追い払われている人もいる始末。ちょうど、その時列が動いたのでタイミングよく並ぶことができました。

これだけの人出ですので、目玉商品は粗方売れてしまっています。こうなってしまうと、アウトレットのメリットはほぼありません。逆に、もともとアウトレット用に作られた商品をつかまされるという危険も高まります。

それでも、標準サイズより大きい人や小さい人は掘り出しものを発見できるかもしれません。

 

そんなこんなでゲットしたのは、バーバリーロンドンのジャケットと、フェラガモの靴。

うーん、期待しすぎたかも。

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