四国(金毘羅さんと土佐)
江戸時代は庶民が自由に旅行する事は禁止されていましたが、古寺名刹参りはその限りでなかったようです。そんな背景からか、伊勢神宮と金毘羅さんはその人気を二分していたと言われています。侠客清水の次郎長なんかも何度か金毘羅さんをお参りにきたなんて記録もあります。
さて、そんな金毘羅さんの特徴と言えばズラーッとそびえる石段ではないでしょうか。本殿まで八百段弱、さらに奥まで進むと何と千三百段強あると言います。その事実に戦意喪失した妻をホテルに残し、日没が迫るなか押っ取り刀で飛び出しました。
籠に乗って石段を登ると言う手段もありますが、担ぎ手は高齢な方達ばかりなので何だか気の毒な気分になりますね。
ウン十年前、ワンゲル部だった僕は気合と共に階段を駆け上がるのでした。
とは言え、道は整備されているので、そこまで気負う必要はありません。
あと、車があるのであれば五百段位にあるカフェ「神椿」までショートカットできます。その場合は、カフェを利用して車を駐車場に駐めることができました。
実はこの方法で翌日また妻とお参りにきました。
神椿までの道は狭い所が多いので注意してください。
御守り買いました
翌日は高知へと車を走らせました。🚗💨
ちょっと遅いのかもしれませんが、秋と言う事で戻りガツオを頂きに来ました。
目に青葉山ホトトギス初鰹なんて言葉がありますが、本当に美味いのは脂の乗った戻りガツオだと、物の本で読んだ事があります。
ただ正直言うと、僕は青魚は好きなんですがカツオは好きではなく普段好んで食べません。本場ということで、食べて見ようという話になったわけです。
高知には、ひろめ市場という有名な市場があり、土地の食材をリーズナブルに頂けます。残念なのは圧倒的に席が足りない事。どこかで席が空いても、すぐさま他の人が席についてしまいます。早目に来店するのがいいかもしれません。
席が取れそうにないので諦めて、至近にある明神丸へ。こちらも有名店なので予約必須です。予約のない僕たちは相当待ちました。
お待ちかねのカツオタタキ定食。こちらはポン酢ではなく塩で食べるのがおススメなんだそうです。
う、うまい! 名古屋のスーパーで買うやつとは全然違う!変な酸味とか無くて新鮮そのものです!
高知に訪れたら是非カツオ塩タタキを食べてみてください。
ちなみに毎週日曜日は高知城界隈で日曜朝市が開催されます。色んな物が陳列されていて見るだけで楽しい。
名前は忘れましたが、薩摩芋の入った揚げ物がソートー美味い!一袋250円だったと思います。
高知城見たり
桂浜行ったり
名古屋に帰る前に讃岐うどん店「山田屋うどん」でお昼。人気店のようで、外国人の方もたくさん来店していました。
うどんと海老かき揚げ🦐
うどんはもちろん、かき揚げが美味い!最初はそのまま食べて、あとはツユに沈めて頂きました。
二泊三日では味わい尽くせない四国旅行。また時間を見つけて訪れたいなぁ。