昭和日常博物館
子供の時、明治生まれの人はものすごい昔の人という感じがしましたが、新元号「令和」が発表された時、昭和生まれの僕は自分があたかも明治の人になってしまった気分でした。
死ぬまでに、もう一回元号が変わったら慶応生まれな気分になったりするんでしょうか。年はとりたくないものです。
愛知県には明治村というテーマパークや、大正時代の趣きを残した集落、日本大正村があります。お隣の岐阜県には日本昭和村がかつてありましたが、こちらは岐阜清流里山公園に名称を改めています。
じゃあ現在昭和の名を冠する施設がないのかというと、実は北名古屋市に昭和日常博物館なんてものが存在します。
北名古屋市というのはかつての師勝町と西春町が合併したもので、文字通り名古屋市から見て北に位置しています。
ナビを頼りに車を走らせると市役所に着きました。駐車場は市役所と共同のようで無料です。
博物館は隣接する図書館と同じ建物の中にあるとの事でした。
なんだか想像していた展開との違いに、ややテンションを下げつつ建物に入ります。
するとそんな思いはどこへやら、昭和初期の町中を再現した展示に釘付けになりました。
昭和初期をターゲットにしているようです
国産ハーレー「陸王」もあります
子供の頃、こんなカンジの駄菓子屋はチラホラ残ってました
昭和グッズも充実しています
昭和と言っても63年強の歴史があるので、僕には懐かしいというより昔という印象です。団塊世代には、どストライクではないでしょうか。とはいえ、懐かしいと思うものもチラホラ。そうでなくても、純粋に展示物として楽しめます。
ここまでも意外とボリュームがありましたが、地下にも展示があるので見逃さないように注意です。こちらは主に自動車とバイクの展示です。これだけの展示が見学できて無料というのは驚きです。節約して楽しめるスポットとして、おススメの博物館です。