南船北馬

旅好き夫婦の旅行記です。ちょっとした豆知識とか、失敗談とか役に立てば幸いです

海外旅行準備豆知識

初めて海外旅行に行って、いきなり何もかもうまく立ち回れるなんて人はいないかと思います。僕自身も最初は何もわからなかったので色々失敗や無駄がありましたが、回数を重ねるうちに相応の経験値を積んできました。

これまでのブログでもそう言った豆知識をちりばめてきましたが、今回はそんな海外旅行で役に立つ情報をまとめておきたいと思います。

 

まずは通貨について。

支払いはクレジットカードが一番お得ですが注意する点は支払いの際に“現地通貨を選択する”ということです。大抵カードを出すと店員さんが聞いてきます。聞いてこない時のためにカードを出す時にI'll pay by dollar(又はeuroとかの現地通貨)と言って意思表示をしておくと安心です。

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日本人だから円の方がいいような気がしますが、そう言ったことは一切関係ありません。お店側が現地通貨以外の手数料を自由に決められるので、円で払うと割高になってしまうからなんです。

カードが便利といってもやはり現金も併せて持っておきたい物です。チップとか自販機、あとカードを使っても大丈夫かどうか不安なお店での支払いに活躍します。で、どこで両替するのが良いかですが、まずホテルはレートが高いので却下。現地の両替所は割といいレートだったりしますが、現地での時間を節約したかったり、やりとりに不安があったりする場合は出発前に両替した方が良いでしょう。

 

トラべレックスを利用する方が多いかと思いますが、少しでもお得に両替したいなら、金券ショップがおすすめです。外貨の取り扱いをして無い店もあることと、店によってレートが違う点は要確認です。昔に比べるとその差は縮まった感はありますが、最近比較したところ1ドル2円強の違いがありました。3万円を米ドルに替えて600円程度の違いです。参考までに。

あと注意点としては高額紙幣よりも小額紙幣を多目に両替しましょう。券売機とか自販機とか高額紙幣が使えないことが多いです。

 

次に書類について

搭乗券発券に必要なeチケット控えやホテルヴァウチャー、その他現地ツアーのヴァウチャーは場合によっては印刷不要なこともありますが印刷しておくことをお勧めします。

 

スマホの画面で手続きすることは便利ですが、スマホがトラブると手続きできなくなってしまいます。また2人以上で旅行に行く場合はコピーしてお互い自分のものと相手のものを持っておけば、万一どちらかが紛失しても安心です。

あとパスポートもコピーしておけば買い物で免税手続きする時に原本を提出しなくて済みます。

 

持ち物•装備

海外旅行で煩わしいことの一つがコンセント。国によってBとかBFとかCとかSEとか色々あり、また電圧の違いにも注意が必要です。

全ての形状に対応した一体型もありますが、壊れると全滅するので、僕は個別に用意する派です。

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プラグを変換しても、使用する機器が海外の電圧に対応していないと故障してしまうので、その際は変圧器が必要になります。

大抵デジカメ、スマホタブレットの類は100-240Vに対応しているので変圧器不要です。

電圧はアダプターやプラグで確認しましょう。

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こちらは125Vなので200Vオーバーの国では使えません。
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分配タップを持っておけば一つの変換プラグで済むので便利。こちらも240V対応品を選びましょう。
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日本のホテルと違って湯沸かしポットが置いてなかったり、置いてあっても綺麗じゃなかったりする場合に備えて、コンパクト湯沸かし器を用意するのも良いです。

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ヨーロッパのクリスマスやお正月は営業しているお店が非常に限られます。そんな時とか、日本食が恋しくなった時に活躍するのが非常食。ハンズメッセでセールになるので普段の備蓄を兼ねて用意しておくのもいいですね。

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靴はレインシューズがおすすめ。以前イタリアに行った時は毎日雨で靴がズクズクになり不快指数が半端なかったです。
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貴重品はウエストポーチに入れて、チャックにはスリに開けられないようロックをしておきます。小型のダイヤルロックが役立ちます。

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すぐに開けられなければ良いのでカラピナとか安全ピンでも代用できます。
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ちなみに僕は冬に海外に行く事が多いので、ウエストポーチを背中にたすき掛けして、その上から上着を着ています。

 

その他

見知らぬ土地を巡るのは大変なもので、時に目的地どころか現在地すら分からなくなることがあります。国内であればグーグルマップを使えばすむ話ですが、海外のオフライン環境下ではどうしようもないと諦めている方も多いのではないでしょうか? でも実はグーグルマップにはオフラインマップの機能が実装されているので、出発前やWi-Fiが使えるオンライン環境下であらかじめ地図をダウンロードしておけばオフラインでも使えるのです。ちなみにログインが必要なのでグーグルアカウントが必須です。

まずは対象のエリアを検索。

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オフラインマップを選択
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ダウンロード
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エリアを選択。かなり広い範囲が指定できます。
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有効期限があるのであまり早くからダウンロードしないほうが良いですが、そこそこ重いのでホテルの無料Wi-Fiをあてにして現地でダウンロードするのはおすすめしません。ホテルのWi-Fiは割と貧弱な事が多いです。


あと渡航先の治安については事前にネットで調べておきましょう。

海外での限られた滞在時間、可能な限り有効に活用したいものです。このブログがそんな一助になれば幸いです。

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