メルボルン②
オーストラリアの首都がシドニーだと勘違いして覚えている方は結構多いのではないでしょうか。かつてシドニーとメルボルンの間で首都の座をかけた論争があったのですが、双方の矛を納めさせるために、シドニーとメルボルンの中間に位置するキャンベラが首都に選ばれたなんて説があります。熾烈な争いを繰り広げた2都市ですが、人気の観光地という観点から見るとメルボルンはシドニーの後塵を拝しているイメージがあります。実際、旅行者の方によると、初オーストラリアでメルボルンを選ぶ人は少数派だそうです。
とはいえ、メルボルンは世界で最も住みやすい都市一位に何度も選ばれているのでステキな場所である事に疑いはありません。
先の記事にも書きましたが、僕たちがメルボルンを選んだ理由の一つはコロニアルトラムディナーなのですが、もう一つの理由が蒸気機関車 通称パッフィンビリーに乗ることでした。
オフィシャルサイトでチケットを取る事もできますが、現地ツアーで観光をセットにするのがおススメです。
現地ツアーも1日プランと半日プランがあり、ワイン好きな方はワイナリー巡りがセットになった1日プランが良さそうです。🍷
僕たちはそんなに飲む方ではないので、お手軽な半日プランを選びました。
半日ツアーでセットになっているのは、カフェと鳥の餌付け体験、お土産屋です。まずは、カフェでコーヒーとスコーンを頂き、その後隣にある餌付けスペースで鳥達と戯れます。
餌の入った皿を持って敷地に足を踏み入れると、一斉に鳥達が押し寄せます。結構大きな鳥なので三匹腕に乗るとかなりズシリときます。その上、鋭い爪を持っているため掴まれると痛い!デリケートな服だと穴が開いてしまいそうです。
真ん中と右の鳥でいざこざ発生
そうこうしているうちに左の鳥が食べ放題
最初は全然期待していなかったのですが、思いのほか楽しめました。
ネイチャーウォーク的な遊歩道もあります。
そしていよいよパッフィンビリーです。
ベルグレーブ駅から乗車します。バス運転手兼ガイドさんからメンズィーズクリークで降りるよう繰り返し言われました。ガイドさんとはメンズィーズクリークで落ち合うわけです。
勿論座席はありますが、窓から足を投げ出してヘリに腰掛けるのが正しい楽しみ方です。
写真では分かりにくいですが重連(機関車2両)です。ちなみに乾燥警報が発令されていると山火事防止の為、ディーゼル機関車になるそうです。蒸気機関車に乗れるかどうかは運も必要ですね。
見所の橋。写真を撮るのに夢中になって肉眼で見ることを忘れないように!
メンズィーズクリーク到着。ガイドさんは先回りして待っててくれました。
下車したら機関車の撮影を忘れずに
半日ツアーだと物足りないのではないかと思いましたが、十分楽しめました。お尻が結構痛くなりました。💦